私たちの周りにはデータが溢れています。営業担当者であれば売上や販売の実績、生産現場であれば原料や在庫の管理、システム管理者であればアクセスログを見ている人もいるかもしれません。少し調べれば公的機関から公開されているデータはたくさんありますし、自分でアンケートを実施して集めたデータもあるでしょう。ビッグデータが注目を集め、そのデータを分析できる人材が求められています。しかし、データは専門家による分析だけでなく、現場の人間が取り扱うことも求められています。
学校ではデータの扱いについて簡単にしか学びません。統計学や数学という言葉に抵抗がある人も多いのではないでしょうか?ビジネスで現れる多くの場面では小学校や中学校で学んだ算数や数学で充分です。少し工夫するだけで、根拠としてデータを取り扱えます。データを分析するときの考え方、分析した結果の使い方だけでなく、周囲に伝えていくことも含めて解説しています。
目次
- 序章 データが使えると仕事の効率は変わる
- 第1部 データを使ってビジネスに活かす
- 第1章 まずはどんなデータなのかを把握しよう
- 第2章 データを分析して役立つ特徴を見つけよう
- 第3章 データを使って選択肢の中から最適なものを選ぼう
- 第4章 データをもとに変化を予測しよう
- 第5章 相手にデータを明確に伝える表現を選ぼう
- 第2部 データをヒトに伝える、データでヒトを動かす
- 第6章 データを「ヒトに伝える」基本テクニック
- 第7章 データで「ヒトを動かす」基本テクニック
- 第8章 判断を誤らないために知っておきたいこと
書籍の概要
タイトル | シゴトに役立つデータ分析・統計のトリセツ |
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著者 | 増井 敏克(増井技術士事務所 代表) |
価格 | 1,760円(1,600円+税) |
ページ数 | 304ページ |
出版社 | ソシム株式会社 |
発売日 | 2016/6/24 |
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